苦痛を取り除くことが大事ではない
看護学校というのは、本当に辛いことが多い。
寧ろ辛いからこそ経験値が増えたのかもしれないし、成長できたかもしれない。
学校に行ってこその気づきというのが
苦痛を取り除くことが全てではないこと。
私はよく
その人らしく生きていくことを支える看護がしたいと思っていた。
その中で、苦痛緩和も大事であって相手の気持ちを察して苦痛緩和をしていきたいと思っていたが、教員にある日
苦痛を取り除くことがその人らしさではないよ
と言われてハッとした。
苦しみの中で、生を自覚する人もいる。
そんな人から苦しみを取り除くことは
その人らしさを奪うことになる。
その人らしさって、人それぞれ。
自分の価値観を押し付けるのではなくて、相手の価値観を受け入れて自分のできることとの折り合いをつけることが大切なのではないかと思う。
学校に行って良かったと思えたことの一つの出来事