とある看護師のひとりごと

その時思ったことなどの備忘録。

言葉より大切なもの

学校の実習中に患者様の所で医療処置の
見学をするときに、ある学生が
緊張して「見学させていただきます」
と言いました。

その後、先生から「何故あの時見学という言葉を使った?失礼ですよ!そんなこと言う人に見られたくない!」と怒られていました。


確かに言葉には自分が思ったよりも
影響があり、時には人を傷つけたり
逆に誰かを励ましたりと
人生を変えるような影響力があると思います。


ただ私は言葉や単語自体にはそこまでの力は無くて、それを発する人のノンバーバルな部分がとても大切だと思っています。


例えば、何か人に物事を頼む時に
険悪な表情で、視線も合わせずに
「自分でやってよ!」というのと


柔らかい表情で、視線を合わせながら
「自分でやってもらっても良い?」というのでは圧倒的に後者の方がやる気が出ると思います。


勿論、その単語のみで人を不快にさせるものも沢山あるから一概にそうではないかもしれませんが。


私は、上手い言葉が出てくるほど
話はうまくありません。むしろ下手です。

そして、声も低いしぼーっとして
人にぶっきらぼうな態度をとってしまったり
高圧的な態度をとっていることもあるかもしれないです。

だからこそ、人と関わる時は意識的に
受け取る人の立場にたってコミュニケーションを図るように心がけています。

どんな人にも礼儀を忘れずに。


一生懸命頑張っている人が
緊張して発してしまったちょっとした
失礼な言葉は、私だったら全然気分は悪くならない、寧ろ自分のために一生懸命向き合ってくれてありがとうと思う。

相手を思いやること、行動することは
言葉よりも大切だなと思います✨